祝い膳とは

お食い初めでは、お食い初め用の特別メニュー「祝い膳」のお料理を赤ちゃんに食べさせる真似をします。
その祝い膳のお料理を赤ちゃんに食べさせる真似をするには、きちんと決まった順番があります。
そしてそのお料理を食べさせる真似をするのは祖父母や、親戚の中で長寿の方にお願いをします。

赤ちゃんがその方のように長生きするよう願いを込めるのです。
もちろん、ご家庭の事情によっては祖父母にやっていただけない場合もあるでしょう。
そんなときもあまり形式に拘らず、赤ちゃんのお母さんやお父さんが、祝い膳のお料理を赤ちゃんに食べさせる真似をしてあげれば大丈夫です。

さて、肝心の順番ですがお、食い初めは一汁三菜が基本になっています。
①赤飯→吸物→赤飯→鯛②赤飯→吸物→赤飯→煮物③赤飯→吸物→赤飯→香の物④赤飯→吸物→赤飯→歯固め石といったように、赤飯とお吸い物の間におかずを挟むというサイクルを繰り返して、赤ちゃんに祝い膳を食べさせる真似をします。

この流れの間に、実際に一粒だけでも赤ちゃんに食べさせてあげるようにしましょう。
(無理はしなくて大丈夫です!赤ちゃんの様子を見て、食べられそうであれば、です。)
赤ちゃんに祝い膳を食べさせる真似が一通り終わったら、ご家族やお食い初めにご来てくださった方々皆揃って、祝い膳のお料理を食べましょう。
赤ちゃんに祝い膳のお料理を食べさせる真似が終わるまでは、お食い初めの主役の赤ちゃんよりも先に、祝い膳のお料理を間違っても食べてしまわないように気をつけてください!